前回のコストコの屋外用物置「LIFETIME8×10SHED」(購入編)からの続きです。
今回は床の土台部分になる床枠をDIYで作成します。
この物置をどこに置くかでこの土台が必要かどうか変わってきます。
コンクリートで水平になっている場所に設置できるならこの土台は必要ないのですが
我が家の設置場所は凸凹の土の上になるのでブロックで床上げを行い、木枠の土台となる床を設置します。
ブロック等の床上げの理由は後で説明いたします。
木製土台の作成(準備)
まずはマニュアルに載っている通りの土台となる木枠を作成します。
木枠の材料
・2×4の木材3m → 2本
・2×4の木材2.3m → 9本
これだけの材料を買って組むだけなら簡単ですね。
組むのは簡単ですが・・・金額が想定外にかかりました
木材費用
2×4×10(3m) 1,848円(税込)×2本=3,696円
2×4×8 (2.3m) 1,408円(税込)×9本=12,672円
もう少し安く買えないかと他のホームセンターも見てみましたが、そこまで違いはなかったので近くのお店で購入しました。
木製土台の作成(組立)
材料が揃いましたら組立はそこまで難しくありません。
合わせてビスで止めるだけです。
途中で気づいたのですが
縦の木材が8本しかありません。
マニュアルでは9本となっていますが購入時のメモで本数をミスってたみたいです。
1本ぐらい床板を張るのに大丈夫だろうと思いこのまま進めます。
後でこの1本が足りない事に微妙に困ることになります。
木製土台の作成(塗装)
木材なので腐らないように塗装をします。
塗料は防腐・防カビ・防虫効果のある塗料を選びました。
しっかり保護をしてもらうのに塗装は2度塗りをします。
ブロック・土台設置
土台の下に敷くコンクリートブロックを設置します。
コンクリートブロックを置く理由は2つあります。
① 水平に出来る
床部分を水平にするのに地面を整地して水平にするのはかなり難しいです。
ブロックを置いてそのブロック間を水平にするなら家にある水平器である程度できますし修正をするのもブロックの下の土を入れるか除くかでできるので簡単です。
② 通気性の確保
床下に空気の通り道が出来るので通気性が確保できます。土台が木製なので地面に直で置くと雨が降ったりして塗装はしててもずっと水に浸っていれば木の腐食にもつながります。ジメジメした湿気をなるべく回避し長く使用できるようにする為でもあります。
ブロックの置き方はマニュアルにはありませんので試しに土台の下に分散して置いてみました。
上から載ってみて安定しているかを確認しブロックを追加してこの数になりました。
〇角には土台を固定する為に束石(つかいし)を使用して土台を固定します。
ブロックの水平を確認し調整していきます。
ブロックの上に土台を置いてみる
木枠の土台を作る時に縦の木材が1本少ない件でちょっとした不便がここで発生しました。
結局下の写真の形でブロックを置いていますが
予定では縦の木材に対してブロックを横向きに設置したかったのです。
でも1本縦の木材を減らしてしまった為、木と木の間の距離(赤色の線)が広がってしまいブロックを横にすると届かなくなってました。しかも2~3cmだけ。
マニュアル通りの本数だったらちょうど置けたでしょう。
今から木枠を分解して作り直すのはかなりの手間なのでこの形で進めます。
床を張って土台が完成
床板になる合板を張っていきます。
厚みは12mmのものにしました。
床として踏まれる事を考えるとこれ以下のはちょっと薄く感じました。
そのままだと持って帰るのが困難なのであらかじめサイズを測りカットしてもらい持ち帰ります。
上に置いてみて強度も問題なさそうなのでビスで固定していきます。
合板の端が土台の下になるように土台のサイズを正確に測る必要があります。
さらに2枚の合板が同じ土台の木の上になる箇所もあるので合板をカットする時はそこも気を付けないといけません。
結露や物置の中で水が床に入ってしまった場合?に水が抜けるよう穴を開けます。
全ての板を張り付けて完成です。
正直、本体を組み立てるよりここまでの作業の方が時間も手間もかかった気がします。
ここまでのブロックや木材等の材料費は3万円近くかかっています。
木材が高騰しているからでしょうか思っていたよりもずいぶんかかってしまいました。
次はいよいよ物置本体の組立(組立編)です。
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