前回の続き(コストコの屋外用物置「LIFETIME8×10SHED」の組立をDIYしました(基礎編))
土台が完成したのでいよいよ本体の組立てをしていきます。
マニュアル(作り方)の流れ
マニュアルには組立てる項目ごとに必要な部品とその部品の入った袋の記号が記載されています。
なので項目ごとにどの部品の入った袋を使用するかが非常に分かりやすいです。
ちなみに最初の項目で使用する部品の入った袋の中に電動ドライバーのビットも入っていました。
専用というわけではなくただのプラスのビットでした。
せっかくなので使用してみます。
良し悪しはあまり分かりませんが普通に使用出来ます。
床の組立
床パネルを組立てて取付けて土台に敷きます。
特に難しい作業ではありません。
4枚のパネルをはめ込むだけでした。
※この時点では土台と床パネルはビス等の固定はされていないので動きます。
屋根や扉の組立
屋根を支える部分の組立
ここも難しい作業ではありません。丸い部分は通気の為のメッシュになっています。
扉の組立
ドアの支柱部分を入れるのに手こずりましたが固いだけで押し込めば入ります。
ここまでは特に手伝いは無くても大丈夫だったので1人で作業を行っています。
壁の組立
壁パネルの組立です。
床の空いている穴に刺し込み2cmほどスライドさせれば固定されます。
最初はサクサク進むので気持ちがいいです。
ですが
壁パネル半分を取り付けた辺りから段々とズレが出てきたみたいで入りづらくなってきました。
多分、最初の方のスライドさせるのが甘かったのだと思います。
3カ所目のコーナーをはめ込む時ぐらいには差し込む穴がかなりズレてきていて木槌で叩きながらでないと入らなくなってきました。
この辺りから嫁さんにヘルプを出して2人作業になりました。
最後のコーナーを入れる時には穴が全く見えていなくて何枚か前のパネルを外して少しづつ木槌で叩いて動かしていきどうにか最後のコーナーも入りました。
壁を作った状態ではビス止めがされていないので少し強めの風が吹くと壁パネルが傾いて倒れそうなぐらい不安定な状態になっているので続けて屋根部分も取り付けます。
ここから本格的に2人で役割分担しながら作業します。
屋根の組立
屋根の骨組みと屋根の取付は内側と外側で2人で確認しながら組み立てていきます。
1人が支えてもう1人がビスで固定をしていきます。
ビスを打つ箇所に屋根パネルと骨組みを合わせるのに少しコツが要りますが3か所ほどやれば慣れてきます。
屋根の中央が別部品なので穴が空いていますがだいぶ完成が見えてきました。
ビス穴で問題発生!その対処法
この屋根パネルと壁を取り付ける時にちょっとした不具合が判明したので私の対処法も紹介しておきます。
屋根パネルと壁を固定するのに〇の部分のようにビスで固定出来るのですが△の箇所のビス穴が大き過ぎてビスが空回りし固定が出来ない事になってました。
単純に作りが大雑把なのである意味不良とも言えますね。
とりあえずその他の箇所はビスがちゃんと入ったのでこの2か所だけです。
このまま固定せずにいるのも屋根の強度的に不安があり、台風等でそこから屋根が外れるかもしれないと思い補強することにしました。
補強方法として思い浮かんだやり方はホームセンターでL字の金具を購入し左のように曲げて使用します。
それを内側で壁と屋根を固定しました。
元々の固定の仕方よりしっかりしているのでは?
と思い強度はいくら強くてもいいので結局、この箇所だけでなくビス止めが出来ている所も屋根の補強の為にこの金具を取り付けました。
最後に屋根の取付と床の固定
屋根のてっぺんの部分を取り付けると組み立てはほぼ完成です。
最後に今の状態だと物置と土台が固定されていない為、外から物置を押すと動きます。
その土台と床を固定するのに固定用のビスは入っていないので自分で用意する必要があります。
というわけでワッシャーとビスを購入し取り付けて今度こそ完成です。
中以外はこれで完成
正面扉の上と背面の上に換気口が付いています。
背面と側面(窓側)です。
窓はこちら側の1か所にしかありません。
ちなみにこの窓のある壁パネルは組立時に反対側にする事も出来ますので壁を組み立てる時に決めた方がいいですね。
正面と側面(窓無し)
室内
付属で棚等付いていましたがほとんど物が置けないぐらい奥行が無かったのでいずれ棚はDIYで作ってみようと思います。
モデルは1mちょうどなので大きさの参考にしてみてください。
購入から組立までの感想
「購入編」でも言いましたが2023年の相場の中では安く購入できた方だと思います。
この物置はコストコ以外でも売っているみたいですがヤフーショッピングでも30~40万円、Amazonでも29万円とかなり高いです。
ただし「基礎編」でも言ったように土台に使う材料にも3万円近くかかっているので検討される方はマニュアル通りでやろうとするとこの出費も頭に入れてください。
そして組立に関しては電動ドライバーがあれば日曜大工ぐらいの経験者でも何とかなります。
物が大きいのでハードルが高く感じますが組立自体はそこまで難しい物ではありません。
見た目もオシャレで案外頑丈そうな素材なのでこれから何十年と壊れずに使えたらと思います。
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